「必修科目情報系」の版間の差分
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必修科目情報系(ひっしゅうかもくじょうほうけい)とは、北見工大1年生が履修する情報系の講座である。ただし、名称は正式名称ではなく北見工大Wikiで分かりやすく分類するために付けた名前である。 | |||
==概要== | ==概要== | ||
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* 開講時期:1年後期 | * 開講時期:1年後期 | ||
* 成績評価:課題の提出 | * 成績評価:課題の提出 | ||
* 注意:第15回が開講される時期になると、「自由課題」というものが配られる。告知がなく早めに終わらせた人は何もないと勘違いしてしまうため忘れずに受けること。 | |||
言語はPython。 | 言語はPython。 | ||
学校側で用意されるweb上の北大 MDSPF Python演習システムを用いて提出する。第1章から第13章まであり、結構なボリュームがある。この講義では特殊な授業方式で行われていて、生徒の好きなタイミングで100% | 学校側で用意されるweb上の北大 MDSPF Python演習システムを用いて提出する。第1章から第13章まであり、結構なボリュームがある。この講義では特殊な授業方式で行われていて、生徒の好きなタイミングで100%終わらせることができる。つまり、急ぎたい人はわずか1~5日で終わらせることもできるし、急がない人は教員の解説を見ながら後期をまるまる使って終わらせられる。教員による解説がオンデマンドでもなされるが、演習システムに付属している説明文だけでも十分に進行可能であるため、各々好む方法でやるのがおススメ。 | ||
北大 MDSPF Python演習システムは非常に有能であり、そこらの売っているPythonの本より分かりやすい。 | |||
この授業を真面目に受けてしっかり課題に取り組めば、Python初心者卒業に近いレベルまで上げることができる。 | |||
友達のコードをただ、コピーアンドペーストするのではなくしっかり理解して自分のものにしよう。 | |||
また、プログラミング入門IIでも同様のPython演習システムを使用して演習する。 | |||
問題も全て同じであり、Python演習システムの問題だけで60点くれる。 | |||
つまり、プログラミング入門Iをしっかり理解したならば、プログラミング入門IIは単位が取れたと同然である。 | |||
好成績をとるには通常問題とチャレンジ問題,自由課題を提出することが求められる。 | |||
すべて教材でクリアできる範囲ではあるが、難解で時間がかかるものが稀にある。 | |||
===Pythonとは=== | |||
例えば、<pre> | |||
#print関数 | |||
print('こんにちは') | |||
</pre>は「こんにちは」という文字が出力される。 | |||
さらに、<pre> | |||
#現在時刻 | |||
#importがimportant | |||
import time | |||
#変数nowに現在時刻を代入 | |||
now = time.time() | |||
#それを出力 | |||
print(str(now)) | |||
#数字はそのまま表示できないので、明示的に「str関数」で文字としている。 | |||
</pre> | |||
は、現在時刻が表示される。 | |||
これでは'''つまらない'''という方向けに、もう少し実用的な例を出そう。 | |||
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#!/usr/bin/env python3 | |||
#↑ウェブで使うものなのでこれが必要 | |||
#なつかしのCGIアクセスカウンター | |||
import os | |||
import cgi | |||
#これも大事 | |||
print ("Content-Type:text/html;charset=UTF-8") | |||
print() | |||
#関数が自作できます。これはファイルの中身を取得する関数です。 | |||
def file_get_contents(filename): | |||
if os.path.exists(filename): | |||
f = open(filename, 'r') | |||
text = f.read(); | |||
return text | |||
else: | |||
return False | |||
#任意のファイル | |||
access_count_file = 'access_count.txt' | |||
#ファイルの内容 | |||
access_count = file_get_contents(access_count_file) | |||
#「=」を2つにしよう。一つだと「代入」になります。 | |||
if access_count == False: | |||
access_count = 0 | |||
else: | |||
access_count = str(access_count).replace('\n', '') | |||
#カウントアップ | |||
access_count = str(int(access_count) + int(1)) | |||
#ファイルを開く(無い場合は作成してくれます。便利!) | |||
fp = open(access_count_file, 'w') | |||
#ファイルを書く | |||
fp.write(access_count) | |||
#ファイルを閉じる | |||
fp.close() | |||
#最後に表示 | |||
print(access_count) | |||
</pre> | |||
これはCGIとして使うアクセスカウンターの例である。昔(いつ?)に耳にしたことがあるかもしれない。 | |||
なお、すでにお察しかもしれないが、「#」が先頭に付く文はコメントである。これは実行されない部分である。ただし「#!」は例外。 |
2024年4月30日 (火) 18:43時点における最新版
必修科目情報系(ひっしゅうかもくじょうほうけい)とは、北見工大1年生が履修する情報系の講座である。ただし、名称は正式名称ではなく北見工大Wikiで分かりやすく分類するために付けた名前である。
概要[編集 | ソースを編集]
「数理データサイエンス概論」「プログラミング入門I」北見工大生なら、必ず通らないといけない道である。情報の基礎の基礎から教えてくれる。基本的に講義動画で勉強し、レポートまたはプログラムを提出する。
数理データサイエンス概論[編集 | ソースを編集]
- 開講時期:1年前期
- 成績評価:講義毎に⼩レポート
講義動画で勉強しレポートに感想(たまに、計算の答え)を書いて提出する。 概論なので、難しい話しはしない。 基本的に落ちることはない。
プログラミング入門I[編集 | ソースを編集]
- 開講時期:1年後期
- 成績評価:課題の提出
- 注意:第15回が開講される時期になると、「自由課題」というものが配られる。告知がなく早めに終わらせた人は何もないと勘違いしてしまうため忘れずに受けること。
言語はPython。
学校側で用意されるweb上の北大 MDSPF Python演習システムを用いて提出する。第1章から第13章まであり、結構なボリュームがある。この講義では特殊な授業方式で行われていて、生徒の好きなタイミングで100%終わらせることができる。つまり、急ぎたい人はわずか1~5日で終わらせることもできるし、急がない人は教員の解説を見ながら後期をまるまる使って終わらせられる。教員による解説がオンデマンドでもなされるが、演習システムに付属している説明文だけでも十分に進行可能であるため、各々好む方法でやるのがおススメ。
北大 MDSPF Python演習システムは非常に有能であり、そこらの売っているPythonの本より分かりやすい。 この授業を真面目に受けてしっかり課題に取り組めば、Python初心者卒業に近いレベルまで上げることができる。 友達のコードをただ、コピーアンドペーストするのではなくしっかり理解して自分のものにしよう。 また、プログラミング入門IIでも同様のPython演習システムを使用して演習する。 問題も全て同じであり、Python演習システムの問題だけで60点くれる。 つまり、プログラミング入門Iをしっかり理解したならば、プログラミング入門IIは単位が取れたと同然である。
好成績をとるには通常問題とチャレンジ問題,自由課題を提出することが求められる。 すべて教材でクリアできる範囲ではあるが、難解で時間がかかるものが稀にある。
Pythonとは[編集 | ソースを編集]
例えば、
#print関数 print('こんにちは')
は「こんにちは」という文字が出力される。 さらに、
#現在時刻 #importがimportant import time #変数nowに現在時刻を代入 now = time.time() #それを出力 print(str(now)) #数字はそのまま表示できないので、明示的に「str関数」で文字としている。
は、現在時刻が表示される。 これではつまらないという方向けに、もう少し実用的な例を出そう。
#!/usr/bin/env python3 #↑ウェブで使うものなのでこれが必要 #なつかしのCGIアクセスカウンター import os import cgi #これも大事 print ("Content-Type:text/html;charset=UTF-8") print() #関数が自作できます。これはファイルの中身を取得する関数です。 def file_get_contents(filename): if os.path.exists(filename): f = open(filename, 'r') text = f.read(); return text else: return False #任意のファイル access_count_file = 'access_count.txt' #ファイルの内容 access_count = file_get_contents(access_count_file) #「=」を2つにしよう。一つだと「代入」になります。 if access_count == False: access_count = 0 else: access_count = str(access_count).replace('\n', '') #カウントアップ access_count = str(int(access_count) + int(1)) #ファイルを開く(無い場合は作成してくれます。便利!) fp = open(access_count_file, 'w') #ファイルを書く fp.write(access_count) #ファイルを閉じる fp.close() #最後に表示 print(access_count)
これはCGIとして使うアクセスカウンターの例である。昔(いつ?)に耳にしたことがあるかもしれない。 なお、すでにお察しかもしれないが、「#」が先頭に付く文はコメントである。これは実行されない部分である。ただし「#!」は例外。